マスクス&インベ会、決勝カバレッジ
2012年11月26日コメント (4)ぐーんさんが書いてくれたお!(^o^)
ありがとうお!(^o^)
2001年のスタンダード環境を現在に再現するマスクス&インベ会。決勝まで残ったの一方の雄はミルストーリーを操るソゴウ。2001年当時も現役だったらしく当時はマシーンヘッドやヴォイドデッキを使っていたらしいが、この時代の誇る強力な青白コントロールで乗り込んできた。対するのは完全にオリジナルデッキである青緑エルフを独自の構築してきたたマツモト。普段からオリジナルのレガシーデッキを使うことで有名なだけに今回のデッキにも期待が持てる。
G1
ダイスロールの結果、先手を取ったのはマツモト。初動から《土地譲渡》を2回連続でキャストしてデッキを圧縮し、2t目から《クウィリーオンの歩哨》と《ラノワールのエルフ》を展開して3点のクロックを用意する順調なスタート。試合が動いたのはソゴウのライフが13まで落ち込んだタイミングでの《神の怒り》。《エルフのチャンピオン》を含む4体のエルフを巻き込んで大きくアドバンテージを取ったソゴウは、さらに次のターンに《物語の円》を緑指定で設置して優位な状況を構築していく。マツモトも負けじと《森の伝書士》をキャストしアドバンテージを稼いでいく。めくれたエルフは2枚目の《森の伝書士》と《エルフのチャンピオン》・・・なのだが2001年当時、エルフのチャンピオンはクリーチャータイプ:ロードでエルフではない。《森の伝書士》だけを手札に加えて残りのカードは無情にもデッキのボトムに送られる。
この時点でソゴウのライフは9。マツモトはコツコツと展開してエルフ4体を場に出している。ソゴウは白マナを増やしていくか2枚目の《神の怒り》をドローできればコントロールは盤石になりそうだ。しかしここでマツモトは《スカイシュラウドの歩哨》をキャストする。現在のレガシーでも使われる戦隊の鷹と比べるといささか頼りないがこの状況では確実にクロックを増やしソゴウのタイムリミットを短かくする強力なクリーチャーといえるだろう。マツモトがクロックの数を4から6、さらに7へと少しずつのばしていくのに対して、ソゴウが生み出せる白マナの総量が足りない状況が続き、ソゴウのライフは少しずつすり減っていく。この間にもソゴウは《嘘か真か》、《排撃》とライブラリーを掘り進んでいくが2枚目の《神の怒り》には到達できない。マツモトは愚直にフルアタックを続け白マナが漏れた分だけのダメージを着実に蓄積させていく。9体目のエルフが出て《物語の円》のみでは抗しきれなくなり、ソゴウは祈るようにトップのカードをめくるが・・・待望の《神の怒り》には到達することができずにソゴウは静かにカードをたたんだ。
マツモト1−0ソゴウ
G2
ゲーム1で敗れたソゴウが先行を取るが土地を思うように引き込めず、苦渋のダブルマリガンでゲームがスタート。ソゴウは土地2枚を含む5枚からエ《ルフェイムの宮殿》をタップインさせてゴー。ゲームを最初に動かしたのはまたもマツモト、2t目に《ガイアの空の民》を召喚して時計の針を進める。ソゴウはマツモトのアタックに合わせて《排撃》を《ガイアの空の民》に浴びせかけながら《物語の円》を設置、マツモトの攻め手を少しでも和らげる。これに対してマツモトは《エルフの叙情詩人》と《対立》をキャストして攻勢を継続しようとするも、《叙情詩人》が召喚酔いのうちに《神の怒》りが炸裂し場は更地に戻ってしまう。
お互いにゲームを決定づけるエンチャントをコントロールする両名。マツモトが《忍び寄るカビ》で《物語の円》を破壊するも、ソゴウは2枚目の《物語の円》と《石臼》を展開し「ミル・ストーリー」を完成させる。さらにマツモトの《対立》を《解体の一撃》で退け、後の憂いを断ち切る。そこからはソゴウの独壇場となった。《森の伝書士》に対しては《対抗呪文》、《クウィリーオンの歩哨》がずらりと並べば《神の怒り》、《物語の円》を壊そうとする《叙情詩人》は《吸収》しマツモトの攻めをまったく寄せつけない。そしてマツモトのターンエンドには「ミル、ユー」の声が響き渡る。ゲーム開始から20ターンが経過したところでマツモトのデッキはついに底をついてしまった。
マツモト1−1ソゴウ
ここまでゲームタイの両者。お互いに《物語の円》、《対立》という強力なエンチャントをコントロールするだけに、マツモトは《エルフの叙情詩人》、ソゴウは《解体の一撃》とエンチャント対策を準備してゲーム3へと臨む。《石臼》でマツモトのライブラリーを削っていたソゴウは《自然発生》や《生+死》と見慣れないカードを目撃している。レガシープレイヤーとしてもオリジナルの呪禁ビートダウンを愛用しているだけあってマツモトのカードチョイスはかなりユニークだ。これらのカードがゲーム3でどのように影響してくるだろうか?
G3
先手を取ったマツモトは2t目に《クウィリーオンの歩哨》から展開をスタートさせるが、ソゴウは《魔力の乱れ》でそれを許さない。マツモトがクロックを展開する横でソゴウはマナと手札を蓄積させていく。しかしなかなか回答にたどり着けずにモジモジしてしまう。それを尻目にマツモトは展開したクロックでダメージを蓄積させる。6t目にマツモトの場には《ラノワールのエルフ》2体と《ガイアの空の民》、《スカイシュラウドの歩哨》の計4体、手札には後続の《歩哨》が控えている。4体のアタックでライフが7まで落ちたソゴウは、苦しい顔で《排撃》を撃ってライブラリーの中に眠っているまだ見ぬ回答へ向けて掘り下げ、ついに《物語の円》にたどり着く・・・がこの時点でソゴウがコントロールする土地はダメージランドを含めて5枚。このターンに《物語の円》を設置しても白マナが生成できずダメージが素通りになってしまう。しかし次のターンにトップから《神の怒りが》おりてくれば形勢は一気に逆転する。予定通りマツモトのエルフ達の攻撃を受けてソゴウの残ライフは2。ソゴウはゲーム1に続いて祈るようにライブラリーをめくるが・・・トップカードの神様はソゴウに微笑むことはなかった。
マツモト2−1ソゴウ
第3回のマスクス&インベ会を制したのは緑青エルフ。既に成熟したと思われた環境にまったく新しいアイデアを持ち込み、しかも優勝の栄光に輝くのは素晴らしいの一言だ。これからもフォーマットを問わずに独自のアイデアで環境を盛り上げていってほしい。おめでとう、マツモト!
ありがとうお!(^o^)
2001年のスタンダード環境を現在に再現するマスクス&インベ会。決勝まで残ったの一方の雄はミルストーリーを操るソゴウ。2001年当時も現役だったらしく当時はマシーンヘッドやヴォイドデッキを使っていたらしいが、この時代の誇る強力な青白コントロールで乗り込んできた。対するのは完全にオリジナルデッキである青緑エルフを独自の構築してきたたマツモト。普段からオリジナルのレガシーデッキを使うことで有名なだけに今回のデッキにも期待が持てる。
G1
ダイスロールの結果、先手を取ったのはマツモト。初動から《土地譲渡》を2回連続でキャストしてデッキを圧縮し、2t目から《クウィリーオンの歩哨》と《ラノワールのエルフ》を展開して3点のクロックを用意する順調なスタート。試合が動いたのはソゴウのライフが13まで落ち込んだタイミングでの《神の怒り》。《エルフのチャンピオン》を含む4体のエルフを巻き込んで大きくアドバンテージを取ったソゴウは、さらに次のターンに《物語の円》を緑指定で設置して優位な状況を構築していく。マツモトも負けじと《森の伝書士》をキャストしアドバンテージを稼いでいく。めくれたエルフは2枚目の《森の伝書士》と《エルフのチャンピオン》・・・なのだが2001年当時、エルフのチャンピオンはクリーチャータイプ:ロードでエルフではない。《森の伝書士》だけを手札に加えて残りのカードは無情にもデッキのボトムに送られる。
この時点でソゴウのライフは9。マツモトはコツコツと展開してエルフ4体を場に出している。ソゴウは白マナを増やしていくか2枚目の《神の怒り》をドローできればコントロールは盤石になりそうだ。しかしここでマツモトは《スカイシュラウドの歩哨》をキャストする。現在のレガシーでも使われる戦隊の鷹と比べるといささか頼りないがこの状況では確実にクロックを増やしソゴウのタイムリミットを短かくする強力なクリーチャーといえるだろう。マツモトがクロックの数を4から6、さらに7へと少しずつのばしていくのに対して、ソゴウが生み出せる白マナの総量が足りない状況が続き、ソゴウのライフは少しずつすり減っていく。この間にもソゴウは《嘘か真か》、《排撃》とライブラリーを掘り進んでいくが2枚目の《神の怒り》には到達できない。マツモトは愚直にフルアタックを続け白マナが漏れた分だけのダメージを着実に蓄積させていく。9体目のエルフが出て《物語の円》のみでは抗しきれなくなり、ソゴウは祈るようにトップのカードをめくるが・・・待望の《神の怒り》には到達することができずにソゴウは静かにカードをたたんだ。
マツモト1−0ソゴウ
G2
ゲーム1で敗れたソゴウが先行を取るが土地を思うように引き込めず、苦渋のダブルマリガンでゲームがスタート。ソゴウは土地2枚を含む5枚からエ《ルフェイムの宮殿》をタップインさせてゴー。ゲームを最初に動かしたのはまたもマツモト、2t目に《ガイアの空の民》を召喚して時計の針を進める。ソゴウはマツモトのアタックに合わせて《排撃》を《ガイアの空の民》に浴びせかけながら《物語の円》を設置、マツモトの攻め手を少しでも和らげる。これに対してマツモトは《エルフの叙情詩人》と《対立》をキャストして攻勢を継続しようとするも、《叙情詩人》が召喚酔いのうちに《神の怒》りが炸裂し場は更地に戻ってしまう。
お互いにゲームを決定づけるエンチャントをコントロールする両名。マツモトが《忍び寄るカビ》で《物語の円》を破壊するも、ソゴウは2枚目の《物語の円》と《石臼》を展開し「ミル・ストーリー」を完成させる。さらにマツモトの《対立》を《解体の一撃》で退け、後の憂いを断ち切る。そこからはソゴウの独壇場となった。《森の伝書士》に対しては《対抗呪文》、《クウィリーオンの歩哨》がずらりと並べば《神の怒り》、《物語の円》を壊そうとする《叙情詩人》は《吸収》しマツモトの攻めをまったく寄せつけない。そしてマツモトのターンエンドには「ミル、ユー」の声が響き渡る。ゲーム開始から20ターンが経過したところでマツモトのデッキはついに底をついてしまった。
マツモト1−1ソゴウ
ここまでゲームタイの両者。お互いに《物語の円》、《対立》という強力なエンチャントをコントロールするだけに、マツモトは《エルフの叙情詩人》、ソゴウは《解体の一撃》とエンチャント対策を準備してゲーム3へと臨む。《石臼》でマツモトのライブラリーを削っていたソゴウは《自然発生》や《生+死》と見慣れないカードを目撃している。レガシープレイヤーとしてもオリジナルの呪禁ビートダウンを愛用しているだけあってマツモトのカードチョイスはかなりユニークだ。これらのカードがゲーム3でどのように影響してくるだろうか?
G3
先手を取ったマツモトは2t目に《クウィリーオンの歩哨》から展開をスタートさせるが、ソゴウは《魔力の乱れ》でそれを許さない。マツモトがクロックを展開する横でソゴウはマナと手札を蓄積させていく。しかしなかなか回答にたどり着けずにモジモジしてしまう。それを尻目にマツモトは展開したクロックでダメージを蓄積させる。6t目にマツモトの場には《ラノワールのエルフ》2体と《ガイアの空の民》、《スカイシュラウドの歩哨》の計4体、手札には後続の《歩哨》が控えている。4体のアタックでライフが7まで落ちたソゴウは、苦しい顔で《排撃》を撃ってライブラリーの中に眠っているまだ見ぬ回答へ向けて掘り下げ、ついに《物語の円》にたどり着く・・・がこの時点でソゴウがコントロールする土地はダメージランドを含めて5枚。このターンに《物語の円》を設置しても白マナが生成できずダメージが素通りになってしまう。しかし次のターンにトップから《神の怒りが》おりてくれば形勢は一気に逆転する。予定通りマツモトのエルフ達の攻撃を受けてソゴウの残ライフは2。ソゴウはゲーム1に続いて祈るようにライブラリーをめくるが・・・トップカードの神様はソゴウに微笑むことはなかった。
マツモト2−1ソゴウ
第3回のマスクス&インベ会を制したのは緑青エルフ。既に成熟したと思われた環境にまったく新しいアイデアを持ち込み、しかも優勝の栄光に輝くのは素晴らしいの一言だ。これからもフォーマットを問わずに独自のアイデアで環境を盛り上げていってほしい。おめでとう、マツモト!
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ぐんちゃんおつー。